平成25年(2013年)年始ご挨拶
- 2013.01.09 Wednesday
- その他メモ
明けましておめでとうございます。
昨年は念願だった「“篆ゴム印(てんごむいん)”の和玄堂」を始めることができました。
以前少し予告していました、「寧洛菴」・「和玄堂」に続く三店舗目は、
少しずつですがすでに準備をはじめています。
きっちりと、
かなりの、そして本気の労力を注ぎ込んで、
自分がしておかなければならないと思う仕事です(後塵を拝するような分野や二番煎じのようなものごとでは、あまり真剣になれないし、同じ神経を使うなら、未開のこの分野で、しんどい思い・辛い思いをしたい)。
プロとアマ両方に本気で通用する、ごまかしのない本格的なものを自分が手掛けておきます。
寧洛菴をオープンして6年近くになりますが、
多くの方が求めているものは見えています。
他では見られない当方にとっての理想のクオリティー、
プラス、
こんな店・こんなコンテンツがこの世にあったらいいな!を、
他の追随を許さないレベルできちっと形にしておきます。
自分にとって理想的なクオリティーのものは、
自分で作るのが一番確実ですよね。
年数をかけてその分野の究極のものを構築する予定。
量より質どころか、量も質もどちらも!
三店舗目の分野も、可能性の宝庫に映っています。
今まで脇目も振らずその技術・バランス感覚を磨いてきましたので、
そろそろ存分に発揮しなければと、考えています。
難しさを感取できる身にとっては
恐怖を感じるほど難しいタイプの世界ですが、
その関連分野で感心できるものがまずありませんので、
矯正しつつ自分が作ります。
普通のことを普通に。
ただ、
“きわめて微妙な感覚・技にこだわった、
くまなく高いレベルの普通”を保って。
普通が何より一番難しい。そういう機微、わかる方にはわかりますよね。
ごく当たり前の、ごく普通の、
そして純度の高い世界を、(未来の人のためにも)原点に戻ってぼくがきちっと形にします。
「寧洛菴」とも、「和玄堂」ともまたちょっと違うタイプのショップです。
かゆい所に手が届くようなタイプのものになると思います。
何年も前から頭の中にずっとずっとあった着想です。
ショップ名の登録商標はだいぶ前に済ませました。
今後も準備は少しずつしかできませんが、
着々と進めていく予定です。
普段の仕事以外の時間はほとんどをその準備に費やす予定。
平成26年の頭か26年半ばのオープンを目指しています。
次の商品も、硬軟をやや織り交ぜてはいますが、
基本的には、
何十年と存在できる終始本格的なものを目指しています。
こういうことをする人が世に一人くらいいてもいいかな。
誰も本腰を入れて着手していないタイプの、
「印章ショップ三部作」が出来上がると思います。
長年磨きをかけてきた技を発揮する機が熟してきました。
まだ公開していませんが、真似できるものならどうぞしてください、という感じです。
「クオリティーという視点のみ」でかかってきてくださいませ。
隅々まで終始くまなくです。
浮き沈みのある中途半端なものには興味がありません。
隈無し、でなかったらほぼ意味がないかな。
オープン時期はまだまだ未定です。
次のショップの準備が、
今まで開いたショップのそれよりも圧倒的に難しく、
そして圧倒的に大変です。
一念発起したものの、ちょっと後悔はしていますが、
人に任してもおけません。
本気で難しいからこそぼくがやるしかないんです。
だからこそ、腕がなるというもの。
かなり息が長いショップになるはず。
2013年(平成25年)も何とぞよろしくお願い申しあげます。
寧洛菴・和玄堂店主拝
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- 2013.01.09 Wednesday
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- 12:08
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- by 手作り住所印のお店「寧洛菴」中谷和玄