2012年・年末ご挨拶
- 2012.12.28 Friday
- その他メモ
今年も残すところあとわずかとなりました。
三年半前、
「最低でも県外!」
「政治生命をかけてこれに取り組む!」と
真剣な眼差しでおっしゃっていた政治家はいつの間にか引退し、
それに連動するかのように
「一体何だったのか政権」も案の定幕を下ろしました。
「日本を取り戻す」というスローガンの新政権、
三年半前に大敗したことを忘れず、
来年こそは目が覚めるような政治を
展開してくれることを切に願います。
何年も前からすでに待ったなしの状況です。
さて、2012年も大変お世話になりまして、本当にありがとうございます。
今年は、ある若手イラストレーターさんの、
サービス精神旺盛でセンスあふれるお手紙に深い感銘を受けました。
おそろしい趣味人がいることにちょっとビビりました。
手紙でこれだけシゲキをくれる人って、すごい。。
心に潤いがある人なんだろうなあと思います。
自分にとっての理想的な手紙の書き手に今年も出逢えました。
しっかりとした“和のテースト”のお手紙に出合うと嬉しくなります。
手紙は二人だけの対面芸術。
そして伝達が条件という機能的なもの。
書の究極の形は言うまでもなく手紙です。
日本最高の書・空海筆「風信帖」(国宝)は、
空海が最澄に宛てた手紙。
手紙という文化は、1200年後の今も無くなっていません。
そのイラストレーターさんのお手紙は、
今年の当方への来書簡大賞か。
まあ、ひそかに決めているだけですo(^-^)o。
当方へのお手紙の返信は、
どうしても遅くなりつつありますが順番に返しています。
まだの方にもいずれお出ししますので、
どうかしばらくお待ちくださいね(^_^)。
当方は、一通ずつ書くというより、
今日は、数日中にお出しする予定の方々に使う封筒やハガキだけを選ぶ、
次の日はそれぞれに使う住所印だけを選ぶ、
その次は便せんを選ぶだけ、
その次の日は宛名だけをひたすら書いていく、
そして最後に手紙文を順番に何日かに分けて次々と書いていく、
という方法で手紙を仕上げています。
「一人分業」といったところです。
一通ずつ順番に、という方法は、少し手間がかかるためとっていません。
時と場合によってもちろん例外もありますが、
基本的には数十通をまとめて仕上げ、
最後に一気に切手を貼ってまとめて投函しています。
皆様、楽しいお便り、ありがとうございます。
サービス精神旺盛のお便りに関しては、これからも大歓迎です。
来年は本腰を入れて新しいショップの準備をしますので、
手紙に充てる時間は減らしますが、
丁寧なお手紙に関しては楽しみにお待ちしています。
来年2013年(平成25年)もよろしくお願いいたします。
なお、寧洛菴・和玄堂のご注文に関する確認は、
2013年1月7日以降に順次いたします。
確認がだいぶ先に遅れてしまうこと、
あらかじめご了承ください。
寧洛菴・和玄堂店主拝
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- 2012.12.28 Friday
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- 20:06
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- by 手作り住所印のお店「寧洛菴」中谷和玄