「亀屋博永」の本わらび餅 京都市上京区
- 2012.08.29 Wednesday
- 和菓子メモ・京都・奈良etc
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「亀屋博永」
京都市上京区油小路通下長者町下る
不定休
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注文後に切り分け。
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「亀屋博永」の本わらび餅
甘めです。
賞味期限は24時間以内。
わらび‐もち【蕨餅】
蕨粉で製した餅。黄粉(きなこ)をつけて食べる。[季]春。
広辞苑
「亀屋博永」から12分程北に歩けば、
同じ油小路通り沿いに「樂美術館」。
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「樂美術館」
京都市上京区油小路通一条下る
樂焼の歴史を堪能できます。
秋期特別展は
「肌をめでる。樂茶碗の陶肌 大西釜の鉄肌 一閑・宗哲の漆肌」
2012年9月8日〜12月24日 月曜休(祝休日の場合は開館
らく‐やき【楽焼】
(1)手捏(てづく)ねで作る茶の湯の陶器。京都産。
桃山時代に千利休の指示で初代長次郎が始めたとされ、
長次郎と共に作業をした田中宗慶が
豊臣秀吉から「楽」の金印を賜り、
以来家号とする。
楽家(らくけ)正統のほか、
玉水焼・大樋(おおひ)焼・光悦楽焼なども有名。
同
「樂美術館」から再び北に10分程歩いてから、
東の方に曲がってしばらく歩くと
「官休庵」(武者小路通小川東入る)があります。
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官休庵
むしゃのこうじ‐せんけ【武者小路千家】
千利休を始祖とする茶道の流派で、
千宗旦の次子一翁宗守の家系。
京都武者小路に分家したので町名をとって呼ばれる。
代々宗守を名乗る。
同
再び油小路通りに戻り、
さらに10数分歩くと
本阿弥光悦が住んでいた辺りとなります。
(油小路通五辻下る)
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本阿弥光悦京屋敷跡
本阿弥光悦(ほんあみこうえつ、1558-1637)は安土桃山・江戸初期の大芸術家。
“書”では「寛永の三筆」の一人に数えられています(他に近衛信尹・松花堂昭乗)。
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本阿弥光悦筆の色紙
ほんあみ‐こうえつ【本阿弥光悦】
安土桃山・江戸初期の芸術家。京都の町衆。
家業の刀剣の鑑定・研磨をよくすると共に、
書を尊朝法親王に学び、
寛永三筆の一人。
また、蒔絵(まきえ)意匠も考案し、
楽焼にも秀で、茶道をたしなむ。
(1558〜1637)
同
このえ‐のぶただ【近衛信尹】
安土桃山・江戸初期の公卿。
寛永三筆の一人。
前久(さきひさ)の子。
後陽成天皇に仕え、
左大臣・関白・氏長者・准三后。
三藐院(さんみゃくいん)と号す。
御家流の一派道澄流を学び、
三藐院流を起こした。
(1565〜1614)
同
しょうかどう‐しょうじょう【松花堂昭乗】
江戸初期の学僧・書画家。
俗姓は中沼、名は式部。
別号は惺惺翁・滝本坊。
堺の生れ。石清水八幡の社僧。阿闍梨法印。
書は御家流、次いで空海の法を修め、寛永三筆の一人。
書風を滝本流(式部流・松花堂流)という。
また、水墨画や彩色画に巧みで、
和歌・茶道をたしなみ、
晩年、男山に茶室松花堂を建てて幽栖。
(1584〜1639)
同
さん‐ぴつ【三筆】
日本の書道史上3人のすぐれた能書家。
(ア)平安初期の
嵯峨天皇・空海・橘逸勢(たちばなのはやなり)。
(イ)世尊寺流の
藤原行成・同行能・同行尹(ゆきただ)。
(ウ)寛永の三筆。
近衛信尹(のぶただ)(三藐(さんみゃく)院)・本阿弥光悦・松花堂昭乗。
(エ)黄檗(おうばく)の三筆。
隠元・木庵・即非。
(オ)幕末の三筆。
市河米庵・貫名海屋(ぬきなかいおく)・巻菱湖(まきりょうこ)。
同
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和玄堂オリジナル
「月の異称」
篆ゴム印(てんごむいん)
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「花」は隷書では本来「芲」の形がベターですが、
現実の一般的な文字生活と、
はんことしての実用性・言葉のイメージを考慮し、
はんこのような字体にしています。
あらかじめご了承ください。
(※上段右から三つ目の「花見月」のことです)
お店のメニューなどにもグッド。
和玄堂「月の異称篆ゴム印セット」は特製桐箱入り。
ゴム印・桐箱共に日本製です。
「和玄堂」
(わげんどう)
- 2012.08.29 Wednesday
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- 18:18
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- by 手作り住所印のお店「寧洛菴」中谷和玄