「連綿(れんめん)」と「放ち書き(はなちがき)」
- 2012.07.30 Monday
- 文字の書き方ミニミニ講座
書の「連綿(れんめん)」とは、
続け書きのことです(↓画像左)。
その名の通り、
あたかも真綿が糸を引いているような
柔らかい雰囲気を出したいものです。
一方、
連綿させずに
一字一字離して書くことを
「放ち書き(はなちがき)」といいます(↓画像右)。
ただ、
離れていても、
気持ちはつながっていなければなりません。
これを「意連(いれん)」といいます。
↑
連綿と放ち書き
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れんめん‐たい【連綿体】
書道で、草書や仮名の各字が次々に
連続して書かれている書体。
広辞苑
はなち‐がき【放ち書】
(1)文字を続けて書かないで、1字ずつ放して書くこと。
特に、へたな字のさまにいう。
源氏物語(若紫)「かの御―なむなほ見給へまほしき」
(2)手本を離れて思いのままに書くこと。
(3)言葉と言葉との間をあけて書く書き方。わかちがき。
同
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篆ゴム印(てんごむいん)の「和玄堂」
- 2012.07.30 Monday
- 文字の書き方ミニミニ講座
- 17:24
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- by 手作り住所印のお店「寧洛菴」中谷和玄