江戸独楽
- 2011.11.29 Tuesday
- 江戸独楽
独楽とはコマのこと。
「子持ちこま」は、
そのかわいらしさに思わず息を呑みました。
↑
象牙子持ちこま
福島保氏作
親ごまは黒檀製
親ごまの台はさくら製
↑
子持ちこま
子ごまは象牙製
黒檀製の親ごまの中に、象牙でできたかわいい子ごまたち。
本当にかわいい!
子ごまは、コーヒー豆が巨大に見えるほどのミニチュア。
↑
台を逆さまに。
ちゃんと回る
このような使い方でいいのだろうか・・・
このようなキャシャでかわいらしいものをめでていると、
心が静まり豊かな気持ちになってきます。
作者は福島保氏。
各地のデパートやギャラリーで展示・販売をされているようですよ
(2011年12月6日〜12月12日、そごう横浜店「師走の職人芸展」)。
◇◇◇
かわいいものつながりで、もうひとつ載せておきます。
わかりますか
ふたをとったすがた
携行もできる
わかりませんよね(笑)
乾電池式
↑
付属品のひとつ
答えは、
手軽に空薫(そらだき)が楽しめる京都「松榮堂」の
「ひとたき香炉・こづつ」。
出張先などにも簡単に持ち運べる香炉です(携帯保護布ケース付き)。
電池式(単3アルカリ乾電池4本)のため、灰や炭は不要。
三分で自動的に電源が切れます。
↑
このような炭や灰は不要です。
こちらも松栄堂の商品
これは、部屋全体に香りを漂わせるというよりも、
例えば手紙を書く机の上だけに、ほのかな香りを漂わせたいときに使うものです。
出張先のホテルでひとたきしても、癒されますね。
こづつ用の香木も数種類販売されています。
最初に、老山白檀が付属品として少しついています。
上質な香りを感じながら、
手紙を書いたり小さな独楽(こま)を眺める・・・
本当に贅沢なひとときです。
◇◇◇
たとふれば独楽のはぢける如くなり
高浜虚子 昭和12年
盟友・河東碧梧桐の死を悼んだ句。
たかはま‐きょし【高浜虚子】
俳人・小説家。本名、清。愛媛県松山生れ。二高中退。正岡子規に師事。「ホトトギス」を主宰して花鳥諷詠の客観写生を説いた。「五百句」「虚子俳話」など。「俳諧師」「風流懺法」など写生文の小説でも知名。文化勲章。(1874〜1959)
かわひがし‐へきごとう【河東碧梧桐】
俳人。名は秉五郎(へいごろう)。松山市生れ。正岡子規の俳句革新運動を助け、その没後高浜虚子と俳壇の双璧。新傾向の句風を宣揚。句誌「海紅」「碧」「三昧」を創刊。句集「碧梧桐句集」、紀行文集「三千里」など。(1873〜1937)広辞苑より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「りんご・子持ちこま」 江戸独楽
- 2011.11.29 Tuesday
- 江戸独楽
- 17:37
- -
- -
- by 手作り住所印のお店「寧洛菴」中谷和玄