「鹿男あをによし」
- 2008.01.29 Tuesday
- 奈良メモ
新進気鋭の作家・万城目学(まきめまなぶ)氏(31)の著作で、
第137回直木賞候補作にもなった
『鹿男あをによし』(2007.4幻冬舍刊)がドラマ化され、
先週1月24日(木)で第2話が終わりましたが、
なかなか楽しいドラマですね。
ぼくの大好きな奈良公園界隈が頻繁に出てきますし、
奈良の中でも魅力的な場所をしっかりとロケ地にされていますので、
毎週見ようかなと思っています。
ぼくは奈良市出身ですので、
ドラマの影響で奈良への観光客が増えればいいな、
とちょっと期待しています。
鹿がしゃべるという奇想天外な話、まさに新風ですねー(笑)。
奈良の春日大社に伝わる「春日曼陀羅」には
神鹿(しんろく)が描かれていて、
神が鹿を介して人界に降臨し
神徳を発したという伝説があるため、
万城目氏のユニークで鋭い発想はけっこう憎い。
同じく万城目氏の『鴨川ホルモー』も、
以前本屋で手にとってちらっと読みはじめたら
止まらなくなって、
椅子に座って読んでしまいました。
これからも、
笑わせてくれる小説をどんどん発表して欲しいと思います。
- 2008.01.29 Tuesday
- 奈良メモ
- 23:40
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- by 手作り住所印のお店「寧洛菴」中谷和玄