「滋賀県立近代美術館」
- 2007.07.30 Monday
- 美術館など
昨日は、参院選の投票に行った後、
「滋賀県立近代美術館」へ企画展示と常設展示を観に行ってきました。
駐車場に車をおいて美術館へ向かう途中には美しい庭園があり、
鯉にえさをあげている子供たちや、
仲良く散歩をしている御夫婦など、
ほのぼのとした風景に出会えました。
常設展示室で観た、
小倉遊亀(滋賀出身、女性日本画家として史上2番目の文化勲章受賞者)の
充実したコレクションには圧倒されました。
年間を通じて常時展示されているようですよ。
いい作品が展示されている部屋は、
空気も美しく感じられて大好きです。
おぐら‐ゆき【小倉遊亀】
日本画家。本名、ゆき。大津市生れ。安田靫彦に師事。明朗で快活なデフォルメによる画風で知られる。作「浴女」。文化勲章。(1895〜2000)広辞苑より
今回の企画展示は、「ダイアローグ」という展覧会でした。
これは、
滋賀という地域に何らかの関わりを持つ4人の平面作家が、
それぞれの自作と当美術館コレクションとの「対話」を試みたもの。
ユニークな企画です。
主に日本画のコレクションに光が当てられていて、
速水御舟の「遊魚図」の繊細さには
特に目を奪われました。
御舟の作品は日頃なかなか見ることができませんので、
けっこう嬉しかった。
はやみ‐ぎょしゅう【速水御舟】
日本画家。東京生れ。旧姓蒔田、本名、栄一。はじめ禾湖(かこ)・浩然(こうねん)と号。松本楓湖(ふうこ)の画塾に入門。写実主義を徹底させ、幻想的な美の世界を開いた。日本美術院同人。代表作「炎舞」「名樹散椿」。(1894〜1935)同
「慈覚大師 円仁とその名宝」
また、
常設展では
夏休み子供美術館「ゴーゴー!ストップ!ゴー!」と題した親子そろって楽しめる展示もありました。
クイズ感覚で楽しめる工夫がされていて、なかなかいい美術館でした。
- 2007.07.30 Monday
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- 11:58
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- by 手作り住所印のお店「寧洛菴」中谷和玄